仕事の都合や進学の関係など、急に決まった引っ越し。一体何から手をつけるべきなのでしょうか?
まずは部屋探しからという人が多いかもしれませんが、実は先に引越業者の手配をしてしまうのがおすすめです。
今回は引越予約を急ぐべき理由と、見積依頼時に気をつけておきたいポイントなどについて解説します。

引越見積もりに必要な情報

実は、引越先の住所が決まるよりも先に引越業者を決めてしまうというケースは珍しいものではありません。よくある話です。
どこに引っ越すかも決まっていないのに、予約も見積もりも無理なのではないかと思うかもしれませんが、ある程度情報が揃っていれば、見積もりできますし、予約もできます。

引越見積もりに必要な情報は、希望日程・引越先・運ぶ荷物の量の3点が基本です。
情報が正確なほど見積もりも正確になりますが、引越先はエリア(市や区など)が分かっていれば大雑把な見積もりは出すことができます。
急に引っ越しが決まったのなら、日程はすでに絞れているはずですし、運ぶ荷物の量は行き先が決まっていなくても大きく変動することはないでしょう。

見積依頼時に曖昧な部分がある場合には、その旨をそのまま伝えます。間違っても仮の住所を引越先として適当に入力するの早めましょう。いらぬ誤解を生むことになります。
引越先候補が複数ある場合も、備考欄や電話連絡などでその旨を伝えてください。複数パターンの見積もりを作ってくれます。

引越業者を早く決めるメリットは?

「業者の手配は部屋を決めてからで良いのではないか?」そう考えるかもしれません。
しかし、引っ越しの予約は先着順。土日や祝日など人気の日程からどんどん埋まっていきます。部屋探しをのんびりしていると、遅い時間や平日にしか引っ越しできなくなってしまうかもしれません。

引越し侍の調査によれば、通常の時期で2ヶ月前の時点で20%ほどの人が、1ヶ月前には75%ほどの人が引越しの見積もりを依頼しています。繁忙期の場合は余裕を持った人とギリギリに申し込む人の差が大きくなり、2ヶ月前で約25%、1ヶ月前で70%ほどが見積もりを依頼しています。
見積もりを依頼した人の殆どがそのままどこかの業者で引越予約を入れていると考えると、1ヶ月前には7割ほどの人が予約を終えてしまっています。引っ越しが急に決まったという時点で、ライバルに大きく差がつけられてしまっている可能性が高いです。躊躇している余裕は全くありません。

見積依頼が遅くなればなるほど予約が遅くなり、希望した日程が確保しにくくなります。最悪の場合、業者が一切捕まらず、引っ越しできないという事態にもなりかねません。

引越先未定で見積もりを依頼する際の注意点

●正確な見積もりではない
住所未定でも見積もりは出せますが、それはあくまで仮のもの。正確なものではありません。

引っ越しの料金は距離や日程、荷物の量以外にも、物件の状況が左右します。
例えば、エレベーターのない建物では階段で荷物を運ぶため追加料金がかかる可能性があります。隣接している道路が狭く、トラックを止められない場合、トラックと建物の間は人力で運ぶか台車で運ぶことになり、所要時間も見積金額も増えます。
他にも、引越先の玄関や廊下が狭く、大きな荷物を運べない場合はベランダからの搬入が必要になり、高額な追加費用が求められます。
こうした費用については引越先の物件が決まるまでは、見積もることができません。

●引越先が決まったらすぐに業者に連絡する
先ほど説明したとおり、引っ越しではどんな物件に引っ越すかというのも重要な要素です。建物や部屋によって料金はもちろん、引越業者が準備する人数やモノも変わってきます。分かり次第早めに連絡を入れてください。
ギリギリまで引越先を伝えないままでいると、引っ越しを業者の側からキャンセルされたり、追加費用を請求されたりする可能性もあります。

●転勤の場合は会社の決まりもチェック
急な引っ越しの理由の多くが転勤によるものです。
もし会社命令の引っ越しなら、引越料金のルールがどんなものか、業者を手配する前に確認しましょう。会社によっては業者が決まっていたり、金額に上限が定められていたりします。

見積もりを取る時には一括見積サービスが便利

引越しの見積もりは直接業者に問い合わせても依頼できますが、料金を安く抑えたいなら一括見積サービスの利用がおすすめです。
まとめて見積依頼ができるため、複数の業者から見積もりを取るのも簡単。料金の比較がしやすく、安い業者を探したり、高額な業者を弾いたりしやすくなります。他の業者の見積もりは、価格交渉の材料にもなるため、すでに依頼したい業者が決まっている場合にも便利です。
ただ、一括見積サービスの中には申し込むとすぐにたくさんの業者から電話が来るところもあるため、時間に余裕のある時に申し込むようにしましょう。