引っ越しの方法には色々あります。
スタンダードに引越業者を頼ったり、友達に手伝ってもらったりなどの方法がありますが、荷物の少ない人におすすめなのが宅配便を使った引っ越しです。

大きな家具や家電を運ぶつもりがなく、すべての荷物がダンボールに収まりそうなら引越業者は必要ありません。
特に安いのがゆうパックを使った引っ越し。日本全国各地に窓口があり、拠点となる郵便局ならなんと24時間営業。もちろん配送先も日本全国各地に対応しているため、どこへ引っ越すのにも使えます。

ゆうパックの料金はいくら?

ゆうパックの料金はサイズ(ダンボールの縦・横・高さの合計)と運ぶ距離によって決まります。
重さは最大で30kgまで。25kgを超える場合は1箱あたり500円の追加料金がかかります。
25kgというと相当な重さですから、本ばかり大きなダンボールに詰め込まない限り超えてしまうことはあまりないでしょう。

例えば東京から大阪まで140サイズのダンボール5箱を送る場合、1箱あたり1,910円ですから5箱で9,550になります。これに後述する割引を最大限適用すれば8,650円と1,000円近く安くなります。

ゆうパックの割引

ゆうパックにはいくつかの割引制度があります。うまく活用すればよりお得に引っ越しできます。

●持ち込み割引
郵便窓口に持ち込むと荷物1つあたり120円の割引になります。

●複数口割引
同一宛先に2個以上の荷物を送る場合、荷物1つあたり60円の割引になります。着払いは非対応です。

●同一宛先割引
一年以内に同一宛先に荷物を送ると1つあたり60円の割引です。
割引適用の際は前回使った同じ宛先のラベルが必要です。
着払いの利用はできません。

普通の引っ越しでは使いにくいですが、実家に帰る時などは便利です。

●割引の併用
複数口割引(60円)と同一宛先割引(60)は併用不可です。持ち込み割引(120円)はどちらとも併用できるため、割引の併用は最高で180円になります。

引っ越しの場合は複数口割引と持ち込み割引の併用が使いやすいです。

●郵便局窓口以外でもOK
割引はコンビニなどに荷物を持ち込んだ場合でも適用されます。

荷物が多い場合は集荷もOK

ゆうパックは家に送りたい荷物を取りに来てもらうことができます。

窓口盛り込み割引が1つあたり120円ですから、家まで取りに来てもらうと実質一個あたり120円の集荷料がかかっているのと同じことになります。
いくら持ち込みで安くなると分かっていても、たくさんのダンボールを窓口まで持っていくのは大変です。コンビニの場合はあまりたくさんのダンボールを持ち込むと嫌な顔をされることもあります。
持っていくのが難しそうだと感じたら素直に集荷を依頼しましょう。

ゆうパックで送ることのできるものと送れないもの

ゆうパックで送れる荷物の大きさは最大170サイズまで。重さは25kgまで(追加料金500円で30kgまで送ることができます)。
これをベースにゆうパック引っ越しで送ることのできるものを分類していくと次のようになります。

●送れる可能性が高いもの
・テレビ
・パソコン
・プリンター
・電子レンジ
・オーブントースター
・炊飯器
・食器、鍋などの調理器具
・衣類
・カーテン
・化粧品(スプレー類を除く)
・本、雑誌(重さに注意)
・分解できる小さめの家具(カラーボックスなど)
・折りたたみか分解可能な自転車
・扇風機
・未使用の石油ストーブ(コンビニ持ち込み不可)
・ガスストーブ(航空便は不可)
・ふとん(専用の袋に入れるか圧縮してダンボールに)

●送れない可能性が高いもの
・洗濯機
・冷蔵庫(超小型のものならOK)
・タンス
・ベッド
・ソファー
・分解や折りたたみのできない大きな家具
・エアコン
・使用済み石油ストーブ
・分解できない自転車
・ピアノ
・高価なもの

●ゆうパックの決まりで送れないもの
・現金
・個人情報を含むもの
・生き物
・スプレー缶
・危険物(使用済みの石油ストーブ)

●高額なものは注意
ゆうパックの補償はセキュリティサービスを追加しても最高で50万円です。
壊れやすい大切な楽器や高価な美術品は自分で運ぶか、専用のサービスを利用するようにしましょう。

ダンボールのみの引っ越しならゆうパックがおすすめ

ダンボールのみに荷物が収まり、個数が少なく距離も近いならゆうパックが断然おすすめです。
引越業者よりも安く、利便性も高いです。

一方で大量の荷物の輸送には向いていませんし、洗濯機やベッドといった大型の荷物には対応していません。
もし大型の荷物が少しだけという場合は、大きな荷物だけを引越業者に依頼し、残りのダンボールは宅配便で送るという方法もあります。
クロネコヤマトのように家具一個からの配送に対応している引越業者や運送会社も珍しくありません。
ただ、宅配便と引越業者を併用する場合と、すべて引越業者に任せる場合、どちらが安くなるかはケースバイケースです。引越料金は宅配便と違って業者やタイミングによって大きくばらつきがあるためです。
お得に、そして納得できる価格で引っ越しするためには、引越業者の見積もりと宅配便の料金をよく見比べてみることが必要です。